ナウシカさんとソフィアさんのお別れ会

おおよそ5ヶ月にわたる留学生活を終え、まもなく帰国の途につくナウシカさんソフィアさんのお別れ会が開かれました。

今回のお別れ会は、場を温めるという意味合いを込めて「伝言ゲーム」からスタートしました。

ナウシカさんチームとソフィアさんチームの2組に別れて、伝える内容の正確さと最後の人まで伝言を届ける速さの2点で競い合いました。

始めは「単語」を伝える簡単な伝言でしたが、だんだん言葉が長くなったり、お題(質問)に対して最後に2人が答えるものへと難易度がちょっとずつ上がっていきました。

ナウシカさんチームには「好きな日本食は何?」というお題で、一方のソフィアさんチームには「日本の好きなところは何?」という異なるお題が出された時があったのですが、なぜかソフィアさんも寿司と回答して笑いが起こる場面もありました。

左 ソフィアさん、右 ナウシカさん

ゲームを通してすっかり場が和んだ後は、2人からお別れのスピーチをしてもらいました。

ではここで、ナウシカさんのお別れのスピーチをシェアします。
前半は日本語、後半は留学生の仲間へ向けて英語で話しています。

そして、スピーチの後は恒例の「参加者からの質問コーナー」となりました。

Q. 日本とイタリアのピザの違いは何ですか?

やはりイタリアのピザの方が断然格上です(笑)トマトソースが全然違います。使っているトマトが違うんでしょうね。イタリアのトマトはしょっぱいです。

Q. 帰国したらイタリアの人達に日本や岩手の魅力をどう伝えますか?

日本は「古さ」と「新しさ」のバランスが取れていて素晴らしい国だと思います。
岩手はやはり豊かな自然が魅力ですね。

Q. 将来の夢は何ですか?

ソフィアさん バイオテクノロジーに携わる仕事がしたいと思っています。

ナウシカさん 今はグラフィックデザインの勉強をしていますが、海洋生物学者になりたいという夢があります。

参加者からの質問に一通り回答した2人ですが、ここで興が乗ってきたのか突如「イタリア語講座」をしたいと、伝言ゲームで使った紙にイタリア語を書いて、参加者に3つの言葉を教えてくれました。

「こんにちは」はチャオ、「ありがとう」はグラッツェ、「さようなら」はアリベデルチとカタカナで表示するのは簡単ですが、特にアリベデルチは巻き舌が入って、我々日本人には馴染みのない発音でちょっと難しかったです。

イタリア語講座の後は、2人を見送る留学生と来年ブラジルに留学予定の派遣生からメッセージが送られました。

そして、留学生と派遣生からのメッセージに続いて、ホストファミリーの方々からもメッセージをいただきました。

ナウシカさんのホストファミリーは「元々イタリア車に乗るほど、食べ物も含めてイタリアが好きだったので、彼女との会話はいつも楽しいものでした。

近い将来、こちらからイタリアを訪れたいと思っているので、その時は美味しいワインで彼女と乾杯したいですね♪」と話してくれました。

ソフィアさんのホストファミリーは「毎日、学校であったことなど色々な話題で会話をしました。5ヶ月はあっという間でしたが、本当の親子のような感覚で別れるのは非常に寂しいです。でも、もう2度と会えないというわけではないので笑顔で送り出したいです。」と話してくれました。

岩手での留学生活は常にマスクの着用が義務づけられて、特に夏などは大変だっと思いますが、それでもだいぶ規制が緩和されましたので様々な体験ができたと思います。

ぜひ、この貴重な留学体験をこれからの人生に役立てて下さいね!

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