カミーユさんとアイティムさんのお別れ会

岩手での留学生活を終え、まもなく帰国の途につくカミーユさんアイティムさんのお別れ会が開かれました。

カミーユさんは昨年の5月末より、アイティムさんは8月の下旬より、それぞれ留学生活を送っていました。

お別れ会の始まりは、カミーユさんの日本語によるあいさつから始まりました。

私が留学中に得た1番の大きな収穫は「日本の文化を深く知れたこと」です。

特に敬語であったり、言いたいことを相手に直接言わない言い回しについてです。

フランス人は、自分の言いたいことを相手にストレートにぶつけるので、いつもケンカ腰になります

また、フランスの生徒は、授業中であっても隣の席のクラスメートといつもしゃべっています。

先生が注意しても無視しています。

それから、授業の始まりと終わりに先生にあいさつすることもしませんし、掃除もしません。

フランスに帰ったら、ぜひ日本で学んだ礼節や相手を思いやったコミュニケーションをしたいと思います。

カミーユさん

続いて、アイティムさんがあいさつをしました。

最初は、あまり日本語が話せませんでした。

英語もここ2年は話す機会がありませんでしたので、日本の皆さんとコミュニケーションを取るのに苦労しました。

でも、今は自分で言うのも何ですが上手になりました。

友達も50人くらいできました♪

学校では、茶道部・弓道部・軽音楽部の活動に参加しました。

弓道は、まだ基本の型を練習している段階で、まだ実際に弓を射ったことがありません。

一方、軽音楽部では何度かコンサートで演奏する機会に恵まれました。

バンドではキーボードを担当し、あいみょんやYOASOBIの曲を演奏しました。

日本とタイの音楽スタイルは異なっているので、演奏するのは難しかったですが、ホストマザーがピアノの先生なので、弾き方のコツを教えてもらい上手く演奏することができました。

アイティムさん

続いては、恒例の質問タイム。

2人が質問に答えてくれました。

Q. ホストファミリーが作ってくれた料理の中で、何が一番好きですか?

カミーユさん 親子丼です。

アイティムさん しゃぶしゃぶです。

Q. 留学中、特に良かった体験は何でしたか?

カミーユさん 修学旅行と文化祭、あとホストファミリーと観光地などに行ったことです。

アイティムさん ホストファミリーといろんな場所を訪れたことです。

会の後半では、見送る留学生のロドラさんアンジーさんから、はなむけの言葉が贈られました。

2人とも、「自国へ戻っても将来の目標に向かって頑張って下さい。またいつか会いましょう!」といった内容でした。

カミーユさんは、日本の大学に通いたいという夢があるようです。

一方のアイティムさんは、何と今年の5月に、家族と一緒に旅行目的で再来日をする予定なんだとか。

そして、秋から大学に進学してメディカル工学を学ぶとのこと。

将来の夢は、歯科医になることだそうです。

残り少ない留学生活ですが、学校でも、友達同士の間でも送別会(パーティ)が開かれるそうです。

寒さが一番厳しい時期ですが、最後まで岩手での留学生活を満喫して下さいね!

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