2022年度中に岩手で留学生活を送った受入生、外国で留学生活を送っている(送っていた)」派遣生のエッセイです!

受入生

アイティムさん

アイティムさん(タイ・不来方高校)

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カミーユさん(フランス・一関一高)

※鉛筆で書かれており、薄くて見えにくいのでテキストも併記しています。

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名前はカミーユで、十七才です。フランスから日本に来て八ヶ月です。
日本で友達とホストファミリーと一緒に思い出をいっぱい作りました。

今年は本当に素晴らしくて、自分自身について発見した、いちばん大切なことは私の性格です。
フランスと日本の人は全然違いますので、それぞれの文化の良い所のことを考えました。
そして「前より良いカミーユ」を作られました。

それから、日本に来る前は将来のことがあまり分かりませんでしたが、今は日本語を勉強して、日本に住みたいと思いました。
日本にいた間にお出かけをたくさんしたので、嬉しかったです。

そして修学旅行に行きました。
京都で伝統的な建物が見られました。
いい経験でした。
和食も大好きです。

そしてホストファミリーは九人家族ですので、いつも賑やかでした。
フランスの家族に会いたいけどホストファミリーはいないと結構寂しくなります。

今まで留学は私の生活で一番面白い体験でした。
いつもありがとうございます。

ソフィアさん(イタリヤ・不来方高校)

私は、ソフィアでイタリヤからの留学生です。

私は、5月に日本に来て5か月間、日本に住んでいました。この機会に、この新しい国での経験について話したいと思います。

もちろん、最初は、とても混乱していましたが、時間の経過とともに、たくさんのことが分かるようになりました。

たとえば、スーパーマーケットでの買い物の仕方や電車の乗り方などです。

また、観光スポットに行くのに必要な費用がいくらなのか分かるようになりました。

家族や友達と外出するときはいつでも、私の分からないことを教えてくれるので、より早く慣れることが出来ました。

ホストファミリーは、私の本当の家になりました。

もっとたくさんの人たちを知ることが出来ればもっとよかったと思います。

ありがとうございました。

ナウシカさん(イタリヤ・盛岡白百合学園)

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アンジーさん(ラオス・盛岡白百合学園)

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ロドラさん(インドネシア・盛岡白百合学園)

※鉛筆で書かれており、薄くて見えにくいのでテキストも併記しています。

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私の留学の歩み

インドネシアに戻る日が近づいていますが、交換留学生として日本に住んでいることが信じられませんでした。
夢をみているような感じです。
あっという間の8ヶ月でした。
私はここで多くのことを経験し、学びました。
ここにいることにとても感謝しています。
また盛岡はとても落ち着きます。盛岡を楽しむためだけに散歩することもあります。

私はここの女子高に通っていました。
学校でたくさんの友達ができました。
みんなとても親切で、暖かく私を迎えてくれました。
言葉の壁があっても、友達はいつも私を助けてくれます。
私は友達とできるだけ日本語で話すようにしました。
学校の友だちとも数回遊びましたが、とても楽しかったです。
学校では華道部とモダンダンス部に所属しました。
フラワーアレンジメントをするのは初めてでした。

ホストファミリーにはとても感謝しています。
彼らは私がここに一人ではないことを感じさせてくれました。
ホストファミリーと一緒にたくさんの旅行に行き、一緒にたくさんの思い出を作りました。
ホストファミリーは私を美しい場所に連れて行ってくれます。
また、おいしいものをたくさん食べさせてくれます。
ホストファミリーは、私が最高の経験ができるよう本当に努力してくれました。
たくさんの経験をし、特に日本の文化や伝統を体験できたことをとてもうれしく思います。

ここにいる間、私は多くのことを学びました。
これらの経験は明らかに、より良い自分になるのに役立ったと信じています。
そして私は、一人で散歩したり、人に自分から話しかけてみたり、自分の居心地の良い場所から抜け出したりと、今まで試したことのないことや、以前は怖かったことにも挑戦しました。

私の人生はとても素晴らしいものになりました。
生涯忘れることのない思い出として私の中に残るでしょう。
いつも私を支えてくれた人々に感謝しています。
いつも私を助けてくれた友人、ホストファミリー、AFS、AFSボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。

Oさん(イタリア派遣・不来方高校)

イタリアに留学して五か月が経ちました。
留学して気づいたことは留学をすると自分のこと、自分の国のことを知れるということです。

留学をするとすべてが違います。
ひと、学校、言語、食べ物、町など、とにかくすべてが違います。

そしてもちろんたくさん質問します。
そうすると、たくさん質問されます。

そして気づきます。
自分が自分のことそして日本のことをあまり知らないことに。

イタリア人は、そんな時悩みもせず、自分の意見をはっきり表現することができます。
それは、学校にオーラルテストがあり、普段から自分の意見を表現することを要求されているからだと思います。

とにかく、誰も想像しないようなこと、考え方、視点を知ることができます。
イタリア語もほとんど理解できるし、話せるようになりました。

本当に、本当に毎日がとても楽しいです。
でも、たまに日本が寂しくなる時もあります。

ですが、自分がイタリアにいて、色々なことを知り、色々なことを感じてこんな素晴らしいこと、こんな素晴らしい国はないと思います。
正直まだ自分がイタリアにいて生活しているなんて信じられないし、日本に帰ることも想像できません。

ましてやそんな中で将来のことを聞かれても答えられません。
ですがそんな時にホストファザーが、言っていました。

「回り道したっていいんだよ。したいことを、今できることを一生懸命しな。」
今はまだ何も決まっていません。

日本にいるときのほうが気持ちが決まっていたかもしれません。
でもそれは、決めていたのではなく決められていたからなのかもしれません。

もしくは、イタリアに来て、話せる言語が増え、いろいろな人に出会い、いろいろなことを得たからかもしれません。
どちらにせよ、進むことはやめないように、一日一日を大切に留学生活頑張りたいと思います。

Sさん(フランス派遣・一関一高)

私がフランスで過ごした10か月は本当にかけがえの無いものであり、今でも毎日のように思い出しては懐かしく感じています。留学を終え、帰国してからもうこんなに時間が経ってしまったのだと実感する毎日です。

留学を通して私はたくさんの学びを得ました。まずは言語です。10か月かけて現地でフランス語を学び、もちろん触れたことのない言語だった故に苦労することもたくさんありましたが、改めて非英語圏に留学を決めてよかったなと思います。多くの人種が集まるフランスで、スペイン語やイタリア語、時にはアラビア語まで、日常的に聞こえる環境で過ごして、今まで日本語とほんの少しの英語と中国語しか喋れなかった私にとって、この環境はすごく刺激的であり世界が一気に広がりました。

また、留学前と比べて視野が大きく広がりました。以前は気にも留めていなかったニュースや物事を、日本という母国を主体に世界規模で考えることができるようになりました。今でもテレビやSNSでフランスという言葉が聞こえてくると、自然と目を向けたり積極的に記事を読むようになりました。もちろん、フランスに限らず、様々な国に関心を持ち、積極的に世界情勢にも目を向けるようになりました。これらは全て留学をしたおかげであり、以前の私ではできなかったことだなと思います。

留学という経験が私に与えたものは多く、これからの人生で必ず役立ち、一生忘れられないものになると思います。一年休学して留学をしたため、私は今月初めに一年遅れて卒業をしましたが、周りの生徒と異なる選択をしたことを今でも全く後悔していません。それだけ留学を通して得られたものが大きかったからです。そして、改めてあのとき自分の意志で留学をしようと決めてよかったなと感じます。

このような素敵な体験をさせてくれた家族、いつも近くでサポートしてくださったボランティアの方々、AFS協会と奨学金関係者の皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。