クリスマス会をしました!
25日、まさにクリスマス当日にクリスマス会を開催しました。
残念ながら、コロナの感染防止対策としてケーキやお菓子などの食べ物は一切ありませんでしたが、今年は新たに支部のお手伝いをしてくれることとなった岩手大学の学生さん(以下 岩大生)3人が中心となって会を盛り上げてくれました。
クリスマス会は、まず留学中のミンジョンさんとオームさんより、それぞれの自国の年末年始の過ごし方についてプレゼンテーションをしてもらいました。
まずは韓国のミンジョンさん
韓国は、キリスト教徒が国民の20~30%と多いです。
クリスマスの食事は、日本のようにチキンやケーキを食べるといったことはなく普通ですが、プレゼント交換はします。
正月のあいさつは、 새해 복 많이 받으세요 (セへ ボッ マニ パズセヨ)と言います。
新年には福がありますように!という意味があります。
正月に食べる代表的な食べ物の一つはトックです。
牛肉から出汁をとったスープで、餅が入っています。
トックを食べるということは「歳をとること」を意味するので食べます。
お年玉は、1万ウォン(約1,000円)が相場です。
またカンガンスルレという踊りを踊ります。
みんなで手をつないで輪になって踊ります。
(日本でおなじみのマイム・マイムみたいな感じのようです)
続いてタイのオームさん
クリスマスは、学校や職場内でプレゼント交換をよくします。
学校で渡すプレゼントは予算が指定されていて、私の学校では250バーツ(約850円)でした。
プレゼントとして人気なのはぬいぐるみで、特にMINISOというお店のぬいぐるみが大人気でした。
クリスマスツリーやイルミネーションは、大きなデパートや教会などで目にすることができます。
食事は日本のように定番のものはありません。
家で食べるよりも、普段はちょっと高くて食べることができないものや、好きなものをレストランなどのお店で食べることが多いです。
ケーキは食べたかったら食べるといった感じです。
タイでは、お正月のことをピーマイと言います。
(ピーが「年」、マイが「新しい」という意味です。)
ここでオームさんが、タイでお正月によく耳にする歌を聴かせてくれました。
歌詞の意味も訳して教えてくれましたので、その部分の動画をシェアします。
タイにも年賀状があります。
ソン・クワム・スックが正式名称で、幸せを送るという意味になります。
大晦日は、お寺に拝みにいく人はいますが、若い人はあまり行かず30代以上の人達が行くという印象です。
・・・と2人とも流暢(りゅうちょう)な日本語で、しっかりと自国の年末年始の過ごし方を伝えてくれました👏👏👏
プレゼンの後には、岩大生さん主導による2つのゲームをしました。
1つ目は、共通点探しゲーム
まずは、3人1組のグループに分かれます。
次に5分間の制限時間の中で、3人に共通することを見つけ出します。
一例をあげると「地球人である」「髪が長い」といったものから「○○先生がきらい」というものまでありました。
そして最後に、グループごとに見つけた共通点を発表しあい、一番多くの共通点を見つけたグループが勝ちとなります。
2つ目のゲームは、HEADS UP!(ヘッズアップ)
これは、いわゆるジェスチャーゲームです。
こちらも3人1組のグループに分かれました。
1人が回答者となり、あとの2人が交互にお題に対して体の動きだけで表現します。
今回は1分間の制限時間を設けて競い合いました。
と、ここまでがクリスマス会の第1部になります。
そして、次は第2部恒例のスケートになる・・・予定でしたが、連絡ミスで留学生にスケートをするということが伝わっていなくて、スケートをする準備(温かい格好、手袋持参)ができておらずお開きとなってしまいました💦💦💦
そこで、代わりにはなりませんが留学生の2人に少し質問をしてみました。
Q. 岩手で来てから食べて、好きになった食べ物は何ですか?
ミンジョンさん とんこつラーメン
オームさん フルーツサンド
Q. 岩手に来て良かったことは何ですか?
ミンジョンさん 雪が降って積もった景色が見れたこと
オームさん 漫画のハイキューの聖地である軽米町を訪れることができたこと
2人の留学期間もまもなく折り返し地点です。
厳しい寒さに負けず、今だからこそ体験できる異文化交流を目一杯楽しんで下さいね!