留学したい
AFSは、中学・高校生の留学を応援します。短期と長期のプログラムを通じて、他にはない異文化学習の旅をしてみませんか?
岩手に留学中のチップさんとサシャさんが、人生初のスキーを体験しました。
昨年の暖冬とは打って変わって、年末より最高気温が0度未満の真冬日が続いている寒さの中でしたが、2人は元気いっぱいスキーを楽しみました♪
場所は奥中山高原スキー場、レンタルでスキー板から手袋・ゴーグルまで整えていざ挑戦!
最初はスキー靴で歩くところから練習をし、次に板を片足だけつけて滑る練習。
そしていよいよ、両足にスキー板を装着・・・初めはつるつると滑ってしまい、動けなくなってしまいました。
しかし、しだいにエッジで雪を掴むことに慣れてくると坂を登れるようになったので、歩いて登る→滑るという練習を何度か繰り返しました。と一旦そこでランチタイム。
休憩後は、リフトに挑戦。リフトの上から見える銀世界は格別だったようです。同時にその高さにもびっくり。
リフト1本分を滑り降りるのにかなり時間がかかりましたが、なんと3回もリフトに乗って滑りました。
コーチ(AFS岩手支部員)も認める素晴らしい上達ぶりで、近い将来ベトナム・インドネシアのスキー選手になれるかも?とのこと。
自粛や制限が多い中、なかなか思い通りの留学体験が叶っていませんが、このスキー体験は2人にとって留学中の大きな思い出の1つとなりました~。
先月より岩手に留学中の架け橋生、チップさんとサシャさんの歓迎会をしました。
※架け橋生(アジア高校生架け橋プロジェクト)とは?
この日、2人は歓迎会の会場へ向かう道すがら、日本人高校生と盛岡市内を散策しました。
もりおか歴史文化館に立ち寄ったり、高松公園内の池で白鳥に食パンをちぎってあげたりしました。
歓迎会では、はじめに2人から自己紹介をしてもらいました。その際、好きな温かい食べ物も教えてもらいました。動画がありますので、ぜひご覧ください。
そして、2人にそれぞれの出身国について紹介してもらいました。
まずはサシャさん。お手製のプレゼンボードを手にインドネシアの国の成り立ちから、観光名所や特産物、料理の紹介をしてもらいました。
中でも、インドネシアは300の部族があって、700もの言語が存在する多民族国家であるというのが印象的でした。
また、彼女が身につけているマスクの模様は、インドネシアのバティックと呼ばれる染め物のパターンの1つなんだそうです。
そして、チップさんはスマホのあんちょこ?をチラチラ見つつベトナムについて、国旗のデザインの意味から観光名所、コーヒーに生卵を入れたエッグコーヒーなど色々なことを紹介してくれました。
国旗の赤色は、独立運動の際に多くの人々が流した「血」を表しているそうです。
また星は、星の5本の先端が5つの階級(労働者・農民・兵士・商人・知識人)を表しており、その団結を願ってつけられたそうです。
また、ベトナムというと寒さと無縁といった印象ですが、北部のサパという山岳地帯では、冬に雪が降ることもあるそうです。
続いては、恒例の質問コーナー!
Q. 好きな日本の食べ物は何ですか?
チップさん たこ焼きとお好み焼き
サシャさん おにぎり
Q. 好きなスポーツやアクティビティは何ですか?
チップさん バスケットボール。半年ほど柔道をやっていたこともあります。
サシャさん 絵を描くこと。写真コンテストで賞をもらったこともあります。
Q. 岩手の冬の寒さはどうですか?
チップさん ベトナムも北の方は寒いから平気です。
サシャさん 初めはびっくりしたけど、徐々に慣れているところです。
そのほか、2人が子供の時に歌っていた童謡の一節を歌ってもらいました。
残念ながら、コロナの感染防止対策として、歓迎会にはつきものの飲食はありませんでしたが、逆に2人の話により集中することができました。
岩手の冬はこれからどんどん厳しくなり、積雪や1日の最高気温が0度を下回る真冬日になったりしますが、寒さに負けず冬を楽しんでくださいね♪
2人ともスキーを体験してみたいということなので、次回はその様子を紹介できると思います。
2週間前のベトナムからの留学生チップさんに続いて、インドネシアから留学生が岩手にやって来ました!
サシャことラマデヤニ シャイシャ・シャシファ・ナテヤニアさんです。
彼女もチップさんと同じく、寮生活を通じて盛岡市内の高校に通います。
朝方、盛岡に降った雪は、彼女の到着時には解けていましたが、岩手の寒さには驚いたことでしょう。
あいにくコートをスーツケースの奥の方に入れていたらしく、何とも寒そうな格好でした・・・。
お出迎えした支部員の話によると、彼女は明るく爽やかで、とても感じが良いとのこと。学校に通い出したら、すぐに人気者になりそうですね~。
岩手でもコロナ感染者数がじわりじわりと増えていっている状況ですが、そうした中であっても岩手での体験を目一杯楽しんで欲しいなと思います♪